【レビュー】アイリスオーヤマ DP-FF164S-B 開封・使用レビュー

レビュー

こんにちは!モバイルモニターガイド編集部です。

今回は、アイリスオーヤマのモバイルモニター「DP-FF164S-B」の開封&使用レビューをしていきます!興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

アイリスオーヤマ DP-FF164S-Bの概要

アイリスオーヤマの「DP-FF164S-B」は、15.6インチ・フルHD(1920×1080)のモバイルモニターです。

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15.6インチ・フルHDは画面サイズと解像度の相性が良く、モバイルモニターの定番スペックで使いやすいです。

本体の背面には自立スタンドが搭載されており、本体だけで立てかけられる手軽さも魅力です。

有名な日本メーカーの製品でありながら価格がお手頃で、2024年12月の発売直後から人気を集め、すでにAmazonのディスプレイ売れ筋ランキングの常連となっています。

出典:Amazon

安いモバイルモニターには中国ブランドが多い中、アイリスオーヤマには品質やサポートに対する信頼感があり、安心して使えるモバイルモニターを求めるユーザーに選ばれています

製品名DP-FF164S-B
解像度フルHD(1920×1080)
パネル15.6インチ ADS(非光沢)
表示速度リフレッシュレート 60Hz
(応答速度: 20ms)
重量700g
インターフェースUSB-C x2
Mini HDMI x1
スタンド自立型

開封の様子

それでは、まずは製品を開封していきます!

写真:編集部で撮影

外箱には、メーカー名や製品名が記載されています。日本の家電らしいデザインです。

中国の格安モバイルモニターは製品名が書かれていない箱が多く、中身が合っているか不安になることがあるため、この箱には安心感があります

写真:編集部で撮影

箱を開けると、本体や収納の保護カバー、付属品が続々と出てきます。

写真:編集部で撮影

内容物一覧です。

  • モバイルモニター本体(DP-FF164S-B)
  • 保護カバー
  • クリーニングクロス
  • 取扱説明書
  • HDMIケーブル
  • USB-Cケーブル

環境への配慮のためか、電源ケーブルの付属は省略されていました。

写真:編集部で撮影

さっそく本体を見ていきます。まずは正面です。

画面は非光沢のADSパネルです。非光沢パネルは部屋の照明などが映り込まず、画面に集中しやすくて目も疲れにくいため、個人的には好みです。

写真:編集部で撮影

正面から見て左側の様子です。上から順にUSB-Cポートが2つ、HDMIポートが1つあります。

HDMIがフルサイズなのは嬉しいポイントです。Mini HDMIやMicro HDMIのように変換ケーブルを必要とせず、普通のHDMIケーブルが使えて便利です。

写真:編集部で撮影

正面から見て右側の様子です。

上から順に3.5mmイヤホンジャック、メニューボタン、メニュー操作で使用する調整/選択ボタン、電源ボタンが配置されています。

写真:編集部で撮影

背面には、立てかけ用の自立スタンドが搭載されています。

写真:編集部で撮影

さらに、モニターアームに対応したネジ穴が2つ空いています

モバイルモニターは軽いので、2つのネジ穴でもモニターアームにしっかり接続できます。

写真:編集部で撮影

背面の右下には、PCリサイクルマークもついています

PCリサイクルマークがあると、廃棄する時にもお金がかからず手続きも簡単であるため、ちゃんとついているのは嬉しいです。さすが日本メーカーですね。

写真:編集部で撮影

自立スタンドは無段階で角度調整ができます。

写真:編集部で撮影

最大で90度まで開くので、上の写真のようにモニターに大きな角度をつけることができます。

写真:編集部で撮影

保護カバーは厚手のフェルト製で、非常に軽いです。

写真:編集部で撮影

持ち運びの際に、上の写真のようにモニターを収納することで傷から保護してくれます。

ただしカバー自体は柔らかいので、外から押される力には弱そうな点に注意です。

写真:編集部で撮影

続いて重さを測ってみます。

本体重量は689gでした。カタログスペック700gより少し軽いです。

写真:編集部で撮影

保護カバーに本体を収納した状態では778gでした。

15.6インチでカバー込みで700g台は軽量なほうです。持ち運びの負担が少なくて良いですね。

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接続方法

続いては、実際にノートPCやタブレット、ゲーム機と接続していきます。

PCとの接続方法

DP-FF164S-Bは、USB-CまたはHDMIでPCと接続できます。

写真:編集部で撮影

まずはUSB-C接続してみました。USB-Cケーブルをつなぐだけで、鮮明な映像が表示されました。

USB-C接続では、1本のUSB-Cケーブルだけで映像と電力をノートPCからモニターに送ることができます。モバイルモニターを電源につなぐ必要がないためセッティングもシンプルです。

写真:編集部で撮影

次はHDMI接続してみました。

USB-Cでの映像出力に対応していないPCや、PlayStation 5などのゲーム専用機とつなぎたい時には、HDMI接続を利用します。

HDMIケーブルからモニターに送られるのは映像だけであるため、モバイルモニターに別途電源を挿す必要があります

DP-FF164S-Bには電源ケーブルが付属していませんが、スマホやタブレットの充電に使うお手持ちのUSB-C充電器を使えばOKです。

スマホ・タブレットとの接続方法

スマホやタブレットとも、USB-Cで接続できます。

写真:編集部で撮影

今回はiPad miniとUSB-C接続してみました。PCと同様、問題なく画面を映すことができました。

写真:編集部で撮影

iPad miniの画面を縦表示にすると、モニター内の表示も縦になります。

スマホやタブレットを接続する場合、スマホやタブレットから十分な電力がモニターに供給されるのであれば、電源なしでも使えます。iPad miniは電源なしで使えました。

ただし、スマホやタブレットの電池は減っていくため、映画鑑賞などで長時間使用する場合には、モニターに電源を挿しておくほうが電池切れを気にせず使えます

Nintendo Switchとの接続方法

続いて、Nintendo Switchと接続します。

写真:編集部で撮影

DP-FF164S-Bは、USB-CケーブルでSwtich本体と直接つなぐことができます。

Switchドックを使用せず、Switch本体から直接映像出力ができて便利です。

写真:編集部で撮影

ただし、モニターに電源を挿す必要はあります。今回はiPad miniに付属していた20WのApple純正電源を使用しました。

もし、うまく画面表示できない場合は、Switch純正アダプターを使用するなど、電源を変えて試してみるといいです。

メニュー操作

続いては、メニューを操作してみます。

メニュー操作は、正面から見て右側にある3種類のボタンを使って行います。

写真:編集部で撮影

一番上のボタンを押すと、メニューを開くことができます。

メニューを開いたら、上下のボタンを押して、設定したい項目を変更していきます。

写真:編集部で撮影

メニューは5画面あり、画面表示の仕方や音量調整、入力切替など一通りの項目を調整できます。

本体にはボタンの役割が書かれていないため、最初は慣れが必要ですが、ボタンの操作方法を一度覚えてしまえばそんなに難しくないです。

写真:編集部で撮影

また、メニューが表示されていない状態で上または下のボタンを押すと、それぞれ明るさ調整・音量調整メニューがワンタッチで表示されます。

写真:編集部で撮影

DP-FF164S-Bはデフォルト設定のままでも十分使いやすいですが、作業環境に応じて明るさや音量をよく調整するので、ワンタッチで表示できるのは便利です。

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3週間使った感想

続いては、DP-FF164S-Bを3週間使いこんでみた感想を3つのポイントに分けて述べます。

  • 画質
  • 自立スタンド
  • 保護カバー

画質

まずは画質の感想です。

写真:編集部で撮影

画質は、15.6インチのモバイルモニターとしては標準クラスです。

Webの閲覧や資料の作成などの一般的な用途には十分なクオリティで、照明などの映り込みもなく作業しやすいです。

ただし、色の正確性が厳密に求められるプロのクリエイティブ作業には向かないと思います。画面の綺麗なSurface Proと比較すると少し色が薄く、明るさも若干弱い印象でした。

写真:編集部で撮影

また、中国の格安モバイルモニター(PornitorのWP16A)と比較してみると、同じくらいの画質でした。

最近は1万円前後のモバイルモニターにもそれなりに良い品質のパネルが使われているためか、大差はなかったです。

総じて、DP-FF164S-Bには価格に見合うスタンダードなパネルが採用されており、標準的な画質という印象でした!

自立スタンド

続いては、自立スタンドの感想です。

DP-FF164S-Bの自立スタンドは、コンパクトで様々な場所に簡単に設置できて使いやすいと思いました。

写真:編集部で撮影

角度を無段階で調整できるので、ノートPCの角度と合わせるなど見やすい角度にセッティングできます

長時間の作業では画面の見やすさが首や目の疲労を左右するので、作業環境にこだわる方は自立スタンド付きを選ぶといいと思います。

写真:編集部で撮影

保護カバーをスタンドにするタイプの製品では、保護カバーが全面的に机に接地しますが、DP-FF164S-Bのスタンドは机への接地面積が小さいのも良いと思いました。

写真:編集部で撮影

カフェなどの小さな机だとノートPCとモバイルモニターの2つを置くのが難しい場合がありますが、DP-FF164S-Bはスタンドがコンパクトなおかげで、机の角などにも置きやすいです。

写真:編集部で撮影

また、電源が埋め込まれているような机でも、電源部分を避けてモニターを置くことができ、机のスペースを十分に活用できて作業しやすいです

写真:編集部で撮影

小ぶりなスタンドでありながら作りがしっかりしており、安定して置けます。総じて、自立スタンドの使い勝手はとても良いと感じました。

保護カバー

続いては、保護カバーの感想です。

保護カバーは、軽いのが大きなメリット、保護力が弱いのがデメリットだと感じました。

15.6インチのモバイルモニターはカバー込みだと1kg前後のものが多く、持ち運びの時に重さを感じます。

写真:編集部で撮影

一方、DP-FF164S-Bは保護カバーが軽いのでカバー込みで778gと、15.6インチのモバイルモニターとして軽量です。持ち運びが多い筆者にとって、軽さは正義でした。

写真:編集部で撮影

ただし、軽くてふにゃふにゃしている分、保護性能は低めです。擦り傷や汚れから守ることはできますが、外から押される力には弱いです。

カバンにしまう時にはノートPCをモニターの上に重ねないようにしたり、マウスなどが液晶面を押さないように注意する必要がありました。

今のところ問題が発生したことはないですが、乗客同士が押し合うような都内の満員電車に持ち込むのは少し怖いなと感じます。

まとめ

最後にまとめです。

DP-FF164S-Bは、日本メーカーの安心して購入できるスタンダードなモバイルモニターだと思いました!

写真:編集部で撮影

標準クラスの画質、自立スタンド付き、幅広い機器と接続できるなど、モバイルモニターの標準機能が一通り備わったモデルをお手頃価格で購入できます

中国ブランドの格安モバイルモニターよりは少し高いですが、信頼できる日本の家電メーカー、アイリスオーヤマが作った「普通のモニター」であることが大きな価値だと思います。

出典:Amazon

保証は3年間と長く、購入後のサポートは電話にも対応しています。保証期間中にメーカーが無くなったり、連絡がつかなくなったりする心配もありません。

PCリサイクルマーク付きで、廃棄するときにも安心です。

このような安心感のある「普通のモニター」を2万円を切った価格で購入できるのが、DP-FF164S-Bの魅力だと感じます!

日本メーカーのモニターや、安心して長く使えるモニターを買いたい方に、DP-FF164S-Bは自信をもっておすすめです!

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