画面を増やして仕事を効率化したり、ゲームを大画面で楽しんだりできるモバイルモニター。中でも、大きなサイズのモバイルモニターは、文字が読みやすく映像への没入感も高くて人気です。
この記事では、17~20インチ程度の大型モバイルモニターのおすすめ製品を厳選紹介します!
大型モバイルモニターの選び方も合わせてご紹介しています。大型モバイルモニターの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください!
大型モバイルモニターの魅力
まずは、大型モバイルモニターの大きな魅力を2つお伝えします。
大きな画面で効率アップ
17~20インチ程度の大型モバイルモニターは、標準的な15.6インチのモバイルモニターよりもサイズが大きいです。このため、文字が読みやすいため目が疲れにくく、長時間の作業もしやすいです。
また、2Kや4Kなどの高解像度を活かして1画面にたくさんの情報を表示しながら作業したい場合にも、大型モバイルモニターであれば、据え置き型モニターを使用した場合と同じくらい快適な作業ができます。
ゲームや映画も大画面で楽しめる
また、大型モバイルモニターは、Nintendo Switchなどのゲームや普段の映像鑑賞を迫力ある大画面で楽しむことができます。
外出先はもちろん、自宅においても気軽に設置・収納できるモニターとして活躍してくれます。ゲームや映像鑑賞が趣味の方は、仕事以外の場面でも大型モバイルモニターを活用できるでしょう。
大型モバイルモニターの選び方
続いては、大型モバイルモニターを選ぶ時のポイントを4つご紹介します。
- 解像度で選ぶ
- スタンドで選ぶ
- リフレッシュレートで選ぶ
- メーカーで選ぶ
解像度:フルHDが標準的、大画面を活かすなら2Kや4Kも
1つ目のポイントは、解像度です。
解像度とは、モニターに映る画像を何個の点で表示するのかを決めるもので、最も一般的なのはフルHD(1920×1080)です。
文書の作成やブラウザの閲覧といった一般的な用途であれば、フルHDで十分です。
一方で、多くの情報を表示しながら作業したい場合や、動画・写真の編集をする場合、ゲームや映像を綺麗に楽しみたい場合は、高解像度もおすすめです。
フルHDよりも高解像度なものとしては2Kや4Kがあり、大きな画面との相性も良いです。
スタンド:自宅向けの自立スタンド、持ち運び向けのカバー兼用スタンド
2つ目のポイントは、モバイルモニターを立てかけるスタンドです。
モバイルモニターのスタンドは、モバイルモニター本体に付属している「自立スタンド」と、持ち運び用の保護カバーがスタンドにもなる「保護カバー兼用スタンド」の2種類が主流です。
自立スタンド
自立スタンドは、モバイルモニター本体のみで好きな角度で立てかけることができます。
20インチ以上などの大きなモバイルモニターを自宅や職場内の様々な場所に持ち運んで使いたい場合には、サッと立てかけられる自立スタンド付きが便利です。
保護カバー兼用スタンド
保護カバー兼用型スタンドは、持ち運び用の保護カバーを折りたたんでスタンドとして使います。
持ち運び時の傷つきから守ってくれるかつ、保護カバーを付けたままモバイルモニターを立てかけることができて便利です。
17~18インチ程度の持ち運べるサイズ感のモバイルモニターであれば、スタンドにもなる保護カバー付きのものが便利です。
高リフレッシュレート:激しいゲームもなめらか映像でプレイ
3つ目のポイントは、リフレッシュレートの高さです。
仕事などの一般的な利用であれば気にしなくてもよいのですが、ゲーム用モニターとして使いたい場合には注目すべきポイントです。
リフレッシュレートとは、映像のなめらかさに関わる数値です。単位はHzです。
リフレッシュレートの値が高いほど、FPSや格闘ゲームなどの動きの激しいゲームの映像もなめらかに表示できるため、上級者の人でも快適なプレイができます。
多くの一般的なモニターのリフレッシュレートは60Hzであるのに対し、ゲーム向けのモニターは144Hzや240Hzなど高い値となっています。
メーカー:大手メーカーは高品質、格安メーカーは高コスパ
4つ目のポイントは、メーカーです。
大型のモバイルモニターは様々なメーカーから幅広い価格帯で販売されています。どのメーカーを選んでよいか迷ってしまうかもしれませんので、ここで考え方の目安を示しておきます。
安心できる品質のものを購入したい方や、購入後の手厚いサポートをお求めの方は、国内メーカーや大手メーカーの製品を選ぶのがおすすめです。
価格は高めになりますが、見た目も高級感があり高品質なパネルを採用した良質なモバイルモニターを入手できます。
一方で、購入後のサポートなどは不要で、基本的な機能が揃ったモバイルモニターをなるべく安く購入したい方は、主に中国の格安系メーカーの製品を選ぶのが向いています。
見た目もシンプルなものが多いですが、日常利用には十分なクオリティのモバイルモニターを安めに購入できます。
フルHDの大型モバイルモニターのおすすめ
それでは、商品紹介に移ります!
まずは、標準的な解像度であるフルHDの大型モバイルモニターのおすすめ製品をご紹介します。
最大サイズのポータブルモニター | ASUS ZenScreen MB249C
世界的なPC・PC周辺機器メーカーASUSの「ZenScreen MB249C」は、23.8インチの超大型モバイルモニターです。
今回の記事で紹介する中で最も大きな画面サイズであり、国内で購入できるモバイルモニターとしても最大クラスです。据え置きモニターと同等の大きな画面でストレスフリーで作業することができます。
設置方法もさまざまなスタイルから選べるのが魅力です。
自立スタンドを利用して立てかける、付属のC型クランプアームを机に設置して自由な位置・角度にセッティングする、付属のフックを利用してパーティションにぶら下げるなど、お好みの設置方法を選べてどんな場所でも使いやすいです。
ただし、重量は2.8kgもあるため持ち運びにはあまり向いていません。自宅や職場で使うのがおすすめです。
製品名 | ZenScreen MB249C |
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解像度 | フルHD(1920×1080) |
パネル | 23.8インチ IPS(アンチグレア) |
重量 | 2850g |
インターフェース | USB-C x1 HDMI x1 |
スタンド | 自立型 |
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仕事もゲームも充実| InnoView PM501
中国のモニターブランドInnoViewの「PM501」は、18.5インチの大型モバイルモニターです。
PM501は、ゲーマーの方にもおすすめできます。
高速なリフレッシュレート100Hzのパネルを採用しているほか、画面のカクつきを軽減するFreeSync技術も搭載されているため、なめらかな映像で快適にゲームがプレイできます。
また、ブルーライトの軽減機能も搭載されており、目への負担を抑えながら長時間作業することができます。
明るい部分と暗い部分をくっきりと表現するHDRにも対応しているため、映像鑑賞のクオリティもアップできます。
製品名 | PM501 |
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解像度 | フルHD(1920×1080) |
パネル | 18.5インチ IPS(非光沢) |
重量 | 不明 |
インターフェース | USB-C x2 Mini HDMI x1 |
スタンド | 自立型 |
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お手頃価格も魅力 | Acouto XC18
中国のモバイルモニターブランドAcoutoの「XC18」は、18.5インチの大型モバイルモニターです。
Amazonではタイムセールやクーポン適用で23,000円程度になる場合あり。要チェック!
XC18は、Amazonでタイムセールやクーポン配布が実施されているタイミングでは、2万円台前半で購入できてお手頃です。
手頃な価格でありながらも、ブルーライト軽減機能や画面のちらつきを抑えるフリッカーフリー機能が搭載されているなど、目に優しいパネルも魅力です。
また、モバイルモニターとしては高出力な2Wのステレオスピーカーが内蔵されているなど、コストパフォーマンスが高いです。
持ち運ぶにはやや大きいですが、スタンドにもなる保護ケースも付属しているため、安心して持ち運べます。
製品名 | XC18 |
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解像度 | フルHD(1920×1080) |
パネル | 18.5インチ IPS(非光沢) |
重量 | 1090g |
インターフェース | USB-C x2 Mini HDMI x1 |
スタンド | 分離型(保護ケース兼用、折りたたみ式軽量スタンド付属) |
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日本メーカーのゲーム用モニター | JAPANNEXT JN-MD-173GT240FHDR
日本の新興モニターメーカーJAPANNEXTの「JN-MD-173GT240FHDR」は、17.3インチのゲーミングモバイルモニターです。
JN-MD-173GT240FHDRの最大の特徴は、超高速の液晶パネルを採用している点です。リフレッシュレートは240Hzと超高速で、FPSなどに本気で取り組むeスポーツプレイヤーにもおすすめです。
画面のちらつきを防止するフリッカーフリー技術や、部屋の照明などが映り込みにくい非光沢の画面の採用など、ゲームへの集中を後押ししてくれる設計となっています。
持ち運びできる17.3インチで重量も900gと重すぎず、スタンドにもなる保護カバーも付属しているため、様々な場所に安全に持ち運んでゲームを快適にプレイできます。
製品名 | JN-MD-IPS1730FHDR |
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解像度 | フルHD(1920×1080) |
パネル | 17.3インチ IPS(非光沢) |
重量 | 900g |
インターフェース | USB-C x1 Mini HDMI x2 |
スタンド | 分離型(保護ケース兼用) |
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タッチパネル搭載の21.5インチ| アイ・オー・データ LCD-MF224FDB-T2
日本の大手PC周辺機器メーカーであるアイ・オー・データの「LCD-MF224FDB-T2」は、21.5インチの大型モバイルモニターです。
LCD-MF224FDB-T2は、10点マルチタッチに対応したタッチパネルが搭載されているのが大きな魅力です。タブレットを操作するように、指でスクロールしたり写真の拡大・縮小・回転などができて便利です。
重量は3.6kgと持ち運ぶには重いですが、本体に安定感があるためタッチ操作も快適にできます。
また、自立スタンドが搭載されているため、設置も簡単で角度調節も自由にできます。
製品名 | LCD-MF224FDB-T2 |
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解像度 | フルHD(1920×1080) |
パネル | 21.5インチ ADS(非光沢) |
重量 | 3600g |
インターフェース | HDMI x1 DVI-D x1 D-Sub x1 |
スタンド | 自立型 |
その他機能 | 10点マルチタッチ対応 |
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2Kの大型モバイルモニターのおすすめ
続いて、フルHDよりも高解像度な2Kの大型モバイルモニターのおすすめをご紹介します。
2Kとは、WQHD(2560×1440)やWQXGA(2560×1600)の解像度のことを指します。
せっかく大きな画面のモニターを買うなら、ワンランク上の解像度を試してみるのもおすすめです!
手頃な価格が魅力 | Acouto XC17 Pro
中国のモバイルモニターブランドAcoutoの「XC17 Pro」は、17.3インチ・WQHDのモバイルモニターです。
XC17 Proは、3万円前後で購入可能であり、2Kの大型モバイルモニターの中ではお手頃価格でお財布に優しい点が魅力的です。
大きすぎない17.3インチで、重量も800g台であるため、持ち運びにも適しています。
スタンドにもなる保護カバーとともに、折り畳み式の軽量スタンドも付属しているため、狭い机でもコンパクトに設置できて使いやすいです。
製品名 | XC17 Pro |
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解像度 | WQHD(2560×1440) |
パネル | 17.3インチ IPS(アンチグレア) |
重量 | 860g |
インターフェース | USB-C x1 Mini HDMI x2 |
スタンド | 分離型(保護ケース兼用、折りたたみ式軽量スタンド付属) |
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高速パネルでPCゲームにもおすすめ | UPERFECT 180J01
中国のモバイルモニターブランドUPERFECTの「180J01」は、18インチ・WQXGAのゲーミングモバイルモニターです。
ゲーミングモニターとして標準的なリフレッシュレート144Hz・応答速度1msの高速なパネルを採用しており、動きの激しいゲームもなめらかで残像感のない映像でプレイできます。
サイズは18インチであり、視線を移動させずに戦況を把握できてFPSや格闘ゲームにもちょうどいい大きさです。
重量も1kg未満で、保護ケースも付属しているため、外出先に持ち運んで本格的にゲームすることもできます。
製品名 | 180J01 |
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解像度 | WQXGA(2560×1600) |
パネル | 18インチ IPS(非光沢) |
表示速度 | リフレッシュレート 144Hz (応答速度: 1ms) |
重量 | 922g |
インターフェース | USB-C x2 Mini HDMI x1 |
スタンド | 分離型(保護カバー兼用) |
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マルチタッチ・ペン入力に対応 | EHOMEWEI RQG-180PW
中国のモニターブランドEHOMEWEIの「RQG-180PW」は、18インチ・WQXGAのモバイルモニターです。
10点マルチタッチに対応したタッチパネルを搭載しており、指でのスクロールやタップ、2本指での拡大・縮小などおなじみの動作でPCを操作できます。
さらに、ペン入力にも対応しており、スタイラスペンも付属しています。ペンを使った手書き入力・イラスト作成もできて便利です。
また、リフレッシュレート144Hz・応答速度1msの高速なパネルを採用しているため、ゲーム用のモニターとしても十分に活躍できます。
製品名 | RQG-180PW |
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解像度 | WQXGA(2560×1600) |
パネル | 18インチ IPS(光沢) |
表示速度 | リフレッシュレート 144Hz (応答速度: 1ms) |
重量 | 1340g |
インターフェース | USB-C x2 Mini HDMI x1 |
スタンド | 自立型 |
その他機能 | 10点マルチタッチ対応 スタイラスペン対応(MPP方式) スタイラスペン付属(MPP方式) |
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4Kの大型モバイルモニターのおすすめ
続いて、最高クラスの解像度である4Kの大型モバイルモニターのおすすめをご紹介します。
画像や動画の編集を細かくやりこみたい方や、映像鑑賞・ゲームを精細な映像で楽しみたい方におすすめです!
安心の日本メーカー | JAPANNEXT | JN-MD-IPS173UHDR
日本のモニターメーカーJAPANNEXTの「JN-MD-IPS173UHDR」は、17.3インチの4Kモバイルモニターです。
JN-MD-IPS173UHDRは、明るい部分や暗い部分をくっきり表現できるHDRにも対応しているため、4Kの超高解像度の映像をより鮮やかに楽しむことができます。
画面のちらつき防止のフリッカーフリー技術やブルーライト軽減機能も搭載されているため、長時間のクリエイティブ作業も目の負担を抑えながら行えます。
さらに、モバイルモニターとしては高出力な2Wのステレオスピーカーが搭載されています。美しい映像作品をスピーカーやヘッドフォンを用意せずにモニター1台で満喫できます。
製品名 | JN-MD-IPS173UHDR |
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解像度 | 4K(3840×2160) |
パネル | 17.3インチ IPS(非光沢) |
重量 | 995g |
インターフェース | USB-C x2 Mini HDMI x1 |
スタンド | 分離型(保護ケース兼用) |
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自立スタンド搭載で便利 | UPERFECT | M184T01
中国のモバイルモニターブランドUPERFECTの「M184T01」は、18.4インチの4Kモバイルモニターです。
4Kのモバイルモニターとしては最大クラスの18.4インチです。とにかく大きい画面の4Kモバイルモニターが欲しい方におすすめです。映像鑑賞はもちろん、たくさんの情報を表示しながらの作業も快適にできます。
モバイルモニター本体には自立スタンドも搭載されており、好きな場所に立てかけて使用することができます。使わない時は収納しておけるので部屋のスペースを有効活用できます。
製品名 | M184T01 |
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解像度 | 4K(3840×2160) |
パネル | 18.4インチ IPS(非光沢) |
重量 | 不明 |
インターフェース | USB-C x2 Mini HDMI x1 |
スタンド | 自立型 |
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以上で紹介を終わります。大型モバイルモニターをうまく活用して、仕事や趣味の時間をアップデートしていきましょう!